今年はヘビ年!爬虫類特集

もくじ
はじめに
今年の干支はヘビ年ですね!ヘビ年にちなみ、爬虫類の飼育グッズを特集しました。特に人気のヒョウモントカゲモドキ、フトアゴヒゲトカゲ、リクガメにおすすめのグッズを中心にご紹介します。難しく思われがちな爬虫類の飼育グッズの選び方のポイントを学べますので、ぜひ最後までご覧ください。
※メーカー直送品もございます。発注単位・最低ご購入金額・その他諸条件にご注意下さい。
爬虫類の飼育グッズ
ケージ(ケース)
爬虫類が安心して暮らせるよう、まずは目的に合ったケースを選んであげましょう。 ポイントは素材と大きさを考えることです。
①素材
ガラス製とプラスチック製があります。
見た目にこだわりたいなら、ガラス製がおすすめ。傷がつきにくく透明度を保つことができて、インテリア性が高いです。
効率よく飼いたいなら、プラスチック製がおすすめ。お財布に優しく、また積み重ね収納ができて便利です。
②大きさ
体の大きさに合ったケースが大事。狭すぎるとケース内での温度差を作りにくいです。かといって広すぎても、幼体や臆病な個体の場合だと環境になじむのが遅れてしまうことも。成長に合わせてケースの大きさを分けるといいでしょう。
・グッズ
ガラス製のケースは以下がおすすめです。
ヒョウモントカゲモドキ向け:レプテリア ツインビュー 300ホワイト
フトアゴヒゲトカゲ向け:(幼体)グラステラリウム4530 PT2603、(成体)グラステラリウム 9045 PT2613
リクガメ(ヨツユビリクガメ、ギリシャリクガメ):(甲長10~15cm)グラステラリウム 6045 PT2610、(甲長15~20m)グラステラリウム 9045 PT2613
■ヒーター、温湿度計
変温動物である爬虫類を飼うのに一番肝となるのが温度管理です。ケース全体を25℃程度に保ちつつ、それより温かいスポットをケース内に作ることで、爬虫類が自由に場所を行き来しながら体温調節できるようになります。
●ヒーター
ヒーターを選ぶポイントは温める位置です。
下から温めるタイプと、上から温めるタイプがあります。これまでは下から温められるタイプが主流でしたが、最近は空気ごと温められる上からのタイプも人気。夏場もエアコンの冷気を避けるためにヒーターは必須ですよ!
・グッズ
ジェックス ヒーティングトップは金網の上から使えるうえ、サイズ展開も豊富です。
※プラスチックケースには使用できないのでご注意ください。
●温湿度計
お好みでご使用いただけます。ケース内の位置(高さや低さ、扉から近いか遠いかなど)で温度は思ったより変化するので、生き物がいる場所の近くにセットしましょう。
・グッズ
[ニチドウ]マルチ湿・温度計は、メモリー機能で過去の最高・最低温度を記録でき、視認性に優れた大型デジタル表示です。
■ライト
爬虫類を飼うとなったとき、ライトが必要だというイメージを持つ方も多いですが、実際どのように選ぶものなのでしょうか。
ライトは①熱と光が出るタイプ②紫外線と光が出るタイプ③熱と赤い光(動物の睡眠を邪魔しないので夜も点けられます)が出るタイプに分かれています。日光浴を好む種類(リクガメ、フトアゴヒゲトカゲなど)か日光浴をあまり好まない種類(ヒョウモントカゲモドキなど)かによって、必要なライトの種類が変わってきます。
日光浴を好む種類の場合、骨を形成するために太陽光を必要とするので①熱と光が出るタイプと②紫外線と光が出るタイプの両方が必要になります。
一方、日光浴をあまり好まない種類の場合、③熱と赤い光が出るタイプだけでもOK。朝方や夕方の微弱な紫外線を再現するために、②紫外線と光が出るタイプを併用してもいいでしょう。
・グッズ
リクガメ、フトアゴヒゲトカゲ向け:サングロータイトビーム バスキングスポットランプ 100W PT2138は①熱と光、レプタイルUVB150 13W PT2188は②紫外線と光が出ます。セットで使うと効果的です。
ヒョウモントカゲモドキ向け:ヒートグローナノ PT2143は③熱と赤い光、PT2190 ナチュラルライト 13Wは②弱い紫外線と光が出ます。お好みに応じて使いましょう。
■ウォーターディッシュ、フ―ディングディッシュ
●ウォーターディッシュ(水入れ)
ヒョウモントカゲモドキ、フトアゴヒゲトカゲ、リクガメなどの爬虫類は、自然環境では水たまりや周囲についた水滴から水分補給をする習性があるため、深めのウォーターディッシュを置くと水を探し当てられません。浅めのウォーターディッシュを置きましょう。
・グッズ
ウォーターディッシュ L PT2803は、コオロギなどの生き餌が溺れないようにステップがついています。
●フ―ディングディッシュ(餌入れ)
お好みでご使用いただけます。
・グッズ
フィーディングディッシュ M PT2812は、お手入れしやすく衛生的で、ひっくり返しにくい安定した作りになっています。
■シェルター
お好みでご使用いただけます。デザインにこだわって世界観を作りこむのもいいですね。
・グッズ
スカル PT2855は、ストレスや暑さから身を守ったり、バスキングスポット(日光浴をする場所)におすすめ。またケース内の湿度を保ってくれるスドー ウェットシェルター Sはヒョウモントカゲモドキに。
■床材
メーカーから販売されているものを使いましょう。注意すべきは、サンド(砂)とソイル(土)を生体によって使い分けること。
サンドは、見た目はきれいなのですが、餌にくっついて飲み込んでしまったり、指先が乾燥しすぎてしまったりすることも。ヒョウモントカゲモドキにはデザートソイルを使用しましょう。ソイルは土を固めたものなので、必要に応じて霧吹きで湿らせて使うこともできます。重さもサンドに比べて軽く、万が一誤飲しても排泄されやすいです。
フトアゴヒゲトカゲやリクガメは身体が大きく、サンドを取り込んでも自然と排出できるため、デザートサンドを使用できます。
さらに、バーク(木のチップ)もあります。リクガメには歩きやすいようにテラリウムバークのような木のチップを混ぜてあげるのもおすすめです。リクガメは種類によっては、湿った環境が好きなこともあり、バークを霧吹きで湿らせてあげると良いでしょう。
ちなみに、ヤシ殻はチップ状やマット状の様々なサイズがあり、乾かしても湿らせても使用できるので、色々な爬虫類の飼育に使いやすい床材です。
・グッズ
デザートサンドレッド 3kgは、砂漠の環境を再現できるパウダータイプの床材。フトアゴヒゲトカゲやリクガメにおすすめです。
倒木や石の下のような湿気を帯びた土を再現できるのが、適度に吸湿するデザートソイル2kgです。ヒョウモントカゲモドキの床材にぴったり。
飛散・崩れに強いマツの樹皮を採用したテラリウムバーク4Lは、樹皮の脱臭能力で排泄物のニオイも軽減。リクガメにおすすめです。
■ピンセット
餌を与える時、またメンテナンスの時に活躍するピンセット。素材はバンブーと金属があり、どちらがいいのか迷うのではないでしょうか。
バンブーは先が丸く、生体が傷つかないメリットがありますが、生体が怖がる(大きな木の枝に見えるため)可能性もあります。もちろん慣れれば問題はありません。
一方金属製の爬虫類用ピンセットは、先が丸く、かつ黒く塗装されているものが多いので、生体を怖がらせにくいというメリットもあります。ただし、100円ショップ等で売っているものは先がとがっていて危ないので避けましょう。
・グッズ
スドー バンブーピンセットは、生体が怖がらなければ、軽量で扱いやすく初心者にもおすすめ。
ジェックス セーフティピンセット ステンレスは、煮沸消毒できるため衛生的に使えるのが嬉しいポイント。
■フード
各メーカーから販売されているブレンドフードは、ドライとペーストがあります。
ドライは、生体が好むやわらかさにふやかしてあげる手間はかかりますが、コストが低く保存も効くのがメリット。
ペーストは、使いきりタイプが多く与える量の調節の難しさはありますが、嗜好性が高いです。
・グッズ
それぞれの生体向けに、ドライタイプとペーストタイプが各メーカーから販売されています。
ドライタイプ:レオパブレンドフード 60g、RepDeli フトアゴブレンドフード 250g、トータスフード 700g
ペーストタイプ:[キョーリン] レオパゲル 60g
■サプリメント
サプリメントも多く出回っていますが、必要なのかよくわからない方もいるのではないでしょうか。
基本的に、市販のブレンドフードを食べている生体は、サプリメントは必ずしも必要ではありません。ただし、カルシウム剤やビタミン剤は、必要かそうでないかがその爬虫類の大きさ(年齢)や飼育環境によって変化するので、可能であれば購入したお店やブリーダーに相談してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?最近は爬虫類を飼うオーナーさんも増えてきています。ぜひ、PETポチッとでグッズを揃えていただけたら嬉しいです!
★今回の記事にアドバイスいただいたのは…いきもんインフォの川中様です!爬虫類をはじめ、様々な生き物の情報や癒しの動画を見られるYoutubeチャンネルとなっています。ぜひ合わせてご覧ください♪